(1)後継者の選出
後継者の資質としては、確固たる経営理念を持っていることとか、豊富な経験・知識(経営能力)をもっていることとか、なによりもリーダーシップ(統制能力)が必要などといわれます。

経営者に求められるものを挙げていったら、キリがありません。

後継者を決めるとき、自分が築き上げた企業を自分の息子や娘に継がせたいと考えるのは当然の流れであり、後継者の対象をどうしても一族(ご息女)に限りやすくなります。

もちろん後継者を一族に限ることにメリットは多くありますが、企業の維持・発展を最優先する場合には一族に限らず社内外の人材を視野に入れるべきでしょう。

(2)後継者の育成

後継者の育成の手順もこれが一番ということはできません。

後継者にとって、どのような育成方法が最も自社になじみやすいのか、もしくは、能力を最大限に引き延ばせるのか、個々の会社ごとに、検討する必要があります。

また、豊富な知識・経験があったとしてもそこには限界があります。

その限界を超えるためには、幹部従業員の知恵と行動を引き出す組織を整備していくことも必要です。

 後  継  者  の  選  定

    ↓           ↓
自社で育成    他の会社で修行
                ↓
            自社への適用
   ↓            ↓
経営哲学の承継
   ↓
 経営権委譲